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不妊症

不妊症の原因

不妊の原因としては、以下に示すようにたくさんあります。
頻度としては、卵管因子が30~35%と最も高くなっていますが、男性因子も同じく30~35%あるため、不妊症の原因を検査していく際には、女性とともに男性も調べていかなくてはなりません。

排卵因子(25~30%)

☆ダイエット
☆ストレス
☆(潜在性)高プロラクチン血症
☆多嚢胞性卵巣症候群
ダイエットやストレスによる排卵障害も近年増加傾向にあります。治療に抵抗性を示したりして治療に難渋する場合もあります。


(潜在性)高プロラクチン血症とは、分娩していないのにプロラクチンというホルモンが分泌され乳汁分泌が起こったり、排卵を抑制してしまう病気です。このプロラクチンというホルモンは日内変動があり、朝の10時くらいが一番低値となります。典型的な例では深夜になるとプロラクチンが分泌され高値を示し、朝には正常値に戻っており昼間の診察では見落とされてしまうことがあります。この場合を特に潜在性高プロラクチン血症といいます。いずれにしても基礎体温を測定することで排卵の有無を確認すること、またプロラクチンを低下させる薬剤の投与、またプロラクチン産生腫瘍の鑑別などしねければいけないこともあります。


多嚢胞性卵巣症候群については月経異常の項目を参照してくださいね。
                            

卵管因子(30~35%)

☆卵管閉鎖・狭窄
☆卵管周囲癒着
クラミジア感染症の広がりや子宮内膜症の増加により、骨盤腹膜炎の既往のある症例が増加してきています。
                            

子宮因子(10~15%)

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☆子宮奇形
☆子宮発育不全
☆子宮筋腫
☆内膜ポリープ
子宮筋腫により子宮内腔が変形を起こすと、受精卵の着床が妨げられたり、受精卵の発育が妨げられます。よく患者さまから耳にすることでは、子宮内腔の変形に全く関与していない筋腫でさえあたかも不妊症の原因で核出などの手術が必要であると言われている人が多いのです。
また、後の妊娠のことを考えずに子宮筋腫を核出し、子宮を傷だらけにしてしまっているケースもあります。
                            

男性因子(30~35%)

☆造精機能障害(精索静脈瘤等)
☆精子成熟・保護障害(副睾丸炎等)
☆精子輸送障害(精管閉塞等)
☆射精障害(インポテンツ等)

その他の因子

☆頚管因子(頚管粘液産生不全等)
☆膣因子(処女膜閉鎖、膣閉鎖等)
☆免疫因子(抗精子抗体等)
何らかの原因で女性の体内に精子に対する抗体が産生されてしまった場合、子宮や卵管での精子の動きが制限をされてしまい妊娠が成立しにくい状況になります。
                            
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