チョコレート嚢腫(子宮内膜症性嚢腫)

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卵巣腫瘍

チョコレート嚢腫に対する最近の考え方

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チョコレート嚢腫とは?

子宮内膜症が原因で卵巣にできる嚢腫をいいます。
原因は不明で、いろいろな説がいわれていますが、いずれにしても卵巣に子宮内膜と同じ性質を持った組織が形成され、そおこで月経のたびに出血が起こり、血液が貯留することで嚢腫が形成されます。
そのため、卵巣の中には茶褐色の血液が貯留するため、あたかもチョコレートを溶かしたような外観であることから子宮内膜症性嚢腫をチョコレート嚢腫とも呼んでいます。
月経は毎月起こりますから、性成熟期の女性では少しずつ大きくなっていくことがあります。
もちろん、チョコレート嚢腫が大きくなりますと、下腹部痛、特に性交時の下腹部痛や月経時の下腹部痛が起こってくることがあります。
                             
今までは、チョコレート嚢腫に対しては生理を一時的に止めて大きさの縮小を期待する治療が行われたり、一般的には保存的に経過観察することが多かったのですが、最近の研究ではこのチョコレート嚢腫自体もともとは良性腫瘍なのですが、その悪性化が問題となってきております。頻度は少ないのですが、遺伝子解析などの研究が進んだことにより、最近ではあまりに大きなチョコレート嚢腫は経過観察せずに手術療法にて切除することも考えられてきております。
しかし、妊娠可能年齢の女性に好発し、時に両側性に発症することから、なかなか手術となると決断しにくいケースも多くあります。
まずは、主治医とよく相談されることが一番大事であり、現在のあなたの状態を詳しく説明していただくことからはじめていただければいいと思います。
手術は基本的には、腹腔鏡手術で行いますので手術の創もあまり気にならなく美容的にもお勧めです。ただ、癒着などがひどい場合には開腹手術に移行する場合があります。
                             
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