①排卵の抑制
低用量ピル(OC)を服用すると、その中に含まれている女性ホルモン(エストロゲン、プロゲストーゲン)の血中濃度が上昇します。
そうすると、身体の方が十分に卵巣から女性ホルモンが出ているもの勘違いして脳の排卵中枢(視床下部)に抑制をかけます。
視床下部からは下垂体刺激するような物質の分泌を抑制するとともに、下垂体からのLH(黄体化ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌を抑制して排卵を抑制します。
②頚管粘液の性状を変化させる
子宮の入り口には頚管粘液があり、感染防御などバリアーとしての働きももっています。低用量ピル(OC)を服用すると、この頚管粘液の量を少なくしたり、粘着性にすることで精子が子宮内に入りにくい環境にします。
③子宮と卵管の運動性を変化させる
低用量ピル(OC)を服用すると、子宮と卵管の運動性が変化し、卵子と精子の輸送に影響がでてきて受精しにくくなります。
④受精卵着床の抑制
低用量ピル(OC)を服用することで、子宮内膜が着床に適さない環境にするといわれています。たとえば、子宮内膜局所でのグリコーゲン産生を減少させることから、受精卵が子宮内で生存してゆくために必要なエネルギーを減少させてしまう作用があるといわれています。また子宮内膜を薄くしてしまい着床しにくい状態にするとも言われています。
