クラミジアに感染した場合、自覚症状は乏しく、女性の場合80%が感染に気づかないといわれています。残りの2割におりものの増加や下腹部痛がみられます。
①子宮頚管炎
一般的には無症状のことが多いのですが、クラミジア頚管炎の患者の1/3は帯下を主訴として来院されます。
②骨盤内炎症性疾患(骨盤腹膜炎)
骨盤内において癒着を起こしたりし、自覚症状がないままに進行し不妊症や子宮外妊娠の原因となったり、急激な痛みを自覚したりします。
③肝周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis症候群)
炎症が上腹部にまで及んだ場合は激しい腹痛に見舞われ、急性腹症として救急搬送されることが多くあります。
④流早産・絨毛羊膜炎・新生児感染
流早産や絨毛羊膜炎による前期破水を起こすことがあり、現在では多くの医療機関で妊婦のクラミジア検査が実施されています。もちろん、分娩時には新生児に産道感染し、新生児結膜炎や新生児肺炎などが発症することもあります。
