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おりものの異常・性感染症

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマは、尖形コンジローマとも呼ばれヒトパピローマウイルス(human papilloma virus : HPV)のなかで主に6型や11型が感染して発症する病気です。
外陰部や肛門部などの皮膚粘膜移行部に、イボのような疣贅を形成する性感染症の一つです。
好発年齢は、10代後半から30代前半で最近ではハイティーンでの増加も見られます。
尖圭コンジローマの原因となるウイルスは主にHPV6型、11型といわれています。
感染経路は主に性行為などの接触感染であり、潜伏期間は人によってさまざまで3~6週間から数年で平均すると約3ヶ月くらいと言われています。ですから、感染時期の特定はしにくいのが現状です。
                             

尖圭コンジローマの症状

外陰部や膣壁、肛門部などに多発する乳頭状の腫瘤を形成します。
症状は腫瘤感と軽度の掻痒感くらいで、膣壁などの部位では自覚症状に乏しいこともあります。
妊娠に合併することも多くなってきており、特に妊娠中に発生する尖圭コンジローマは増殖傾向が強く、病変が広範囲になることや膣内や子宮膣部などに大きなな乳頭状腫瘤を形成することがあります。
                             

尖圭コンジローマの診断

★視診
外陰部や膣壁、肛門部などに乳頭状の隆起性腫瘤を認めます。典型的なものは容易に診断が可能ですが、初期病変などでは診断が難しい場合もあります。
また、子宮頚部の病変ではコルポスコピーと呼ばれる拡大鏡での所見で、酢酸処理した際の白色を呈するも異型血管などの所見がないことなどから悪性病変との鑑別をする場合もあります。
★検査
尖圭コンジローマの原因ウイルスは主にHPV6型、11型ですので、最近ではHPV-DNAの検出を行うこともあります。
                             

尖圭コンジローマの治療

★手術療法
 ・外科的切除・・・・メスなどで切除します
 ・冷凍療法・・・・・・液体窒素などで凍らせて切除します
 ・電気焼灼・・・・・・電気メスにて切除します
 ・レーザー蒸散・・・レーザー光線にて焼ききる


★制癌剤の塗布
 ブレオマイシン軟膏、5-FU軟膏などを塗布しますが、日本では保険適応されたいる尖圭コンジローマの薬剤はなく、保険適応外つまり自費で使用されています。
                                                

尖圭コンジローマ合併妊婦の管理

尖圭コンジローマには母子感染も推定されており、頻度は0.1~30%といわれています。産道感染した結果新生児の外陰部に尖圭コンジローマが発症したり、小児喉頭乳頭腫を起こすこともあります。
分娩様式では、産道に病変がある場合には帝王切開が望ましいといわれています。
                             
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