わが国では、平成11年4月から施行された「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下、感染症法)により定期的に性感染症の発生動向調査が行われています。
ここ最近の傾向は増加の一途をたどっていた性器クラミジア感染症と淋菌感染が2002年をピークに減少傾向にあります。しかし、HIV/エイズが男性同姓愛者において急増しています。
性器クラミジア感染症が減少傾向といっても、女性の性感染症の約6割を占めています。
また平成18年5月の厚生労働省からの報告では、性経験が早いほどクラミジア感染症に罹患する確立が高く、調査対象となった性経験のある高校生の約1割が感染しているといわれています。
一方、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマは増加傾向、梅毒は女性では減少傾向を示しています。
クラミジア感染症は将来不妊症や子宮外妊娠などの誘引になりますので、気になる方は産婦人科の受診をおすすめいたします。

