子宮内膜症(endometriosis)とは、子宮内膜あるいはそれに類似する組織が子宮内腔以外の部位(例えば卵巣、子宮体部筋層、腹膜など)に発生し増殖する疾患です。
病理学的には良性ですが、増殖・浸潤し周囲組織と癒着を起こす奇妙な疾患です。
子宮体部筋層に発生する内性子宮内膜症と、子宮外に発生する外性子宮内膜症に分類されますが、その発生の仕組みや症状が異なることから内性子宮内膜症を特に子宮腺筋症と呼んでいます。
本症は生殖年齢層に好発し、エストロゲンの分泌が低下する40歳代後半から発生頻度は減少してゆきます。
子宮内膜症の3大症状としては
・月経痛
・骨盤痛
・不妊症
が言われています。
子宮腺筋症では、月経血量が多くなったり月経困難症がひどくなったりしますし、卵巣に発生すると卵巣嚢腫(チョコレート嚢腫)と呼ばれ、下腹部痛の原因になったりします。
